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大きなニュースのその影で

  広島に遠くから犬達を希望する人が行列を作ったとか、崖から救出された犬に全国から70件以上の希望が来たとか、木の上で動けなくなった猫を助けるために多くの人が協力したとか、動物をめぐるニュースが流れる一方で、人知れず消される多くの命があります。

2週間前に、処分目的で回収車に出された命です。

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生まれて数日の子猫たちです。

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生後半年前後の子猫たちです。

画像はありませんが、係りの人が、入れられた容器の隙間から出す手に怪我をするほど暴れる成猫3匹もいました。

どれも、飼い猫ではなく野良だといいます。(本来野良猫は捕獲しない決まりになっています。)飼い猫の処分にはお金が必要です。過去に処分に出した経験のある人は、野良と言えばお金をださなくていいことを知っています。

特に成猫は、本当に野良なら、まず捕まるわけがありません。おそらくどれも飼い猫だと推察されますが、野良といわれて持ち込みされれば、無料で引き取らざるをえません。

他の場所では、子猫にえさをあげていたら、大きくなって、よそからの猫まで来るようになって、近所迷惑になったのでどうしたらいいかと、職員の人に相談していました。結局、捕まえたら持ってくると言って帰りました。(たぶん、捕まらないとは思うけどとは言っていましたが)

かわいいときはえさをあげて、大きくなったら処分に持ち込むことを当たり前のように話すことになんとも言えない気持ちになります。

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放浪犬として持ち込まれたメス犬(おそらく柴犬)

とても愛らしい子で、持ち込んだ夫婦が、とてもいい犬だと言っていました(犬種としていい犬という意味だと思います。)サイズも小さくて、都会で里親会に出したら希望がくると思います。しかし、持ち込んだ夫婦が言うには、噛むのでとても人に渡せる子ではないとのことです。いい子いいこ子と撫でた後、手を引っ込めるときにガブリと噛むのだそうです。放浪していたときに虐待にあったらしく、手を上げると怖がるとも言っていました。現に、職員の人が車から何かをおろしたその音に、びくびくしていました。お座りもでき、お手もしていました。それだけ見るととてもかわいい子です。しかし、私がお菓子をあげたとたん、私やその場にいた人に向かって、突然歯をむき出し、恐ろしい形相に変貌し、攻撃しようとします。お菓子を取られまいとする行動が、ここまでひどい子は初めてです。

もともとは、いい子だったはずです。でも前の飼い主か、放浪中に接した心無い悪魔人間に虐待され、噛む犬になり、餓えた経験が食べ物を与えた人間に対しても歯を向くほどの行動をとらせえてしまうことが、あまりに哀れでした。しかし、私自身が飼えない性質の犬を保護し、他の家族に譲渡することはできません。

こんな性質にならなければ、おそらく保護して持ち込んだ夫婦が飼ったかもしれません。または、ボランティアが新しい飼い主を探すお手伝いをできたかもしれないこの犬の一生を台無しにした人間が憎いです。

大きなニュースにだけ注目し、各地元のセンターで消される命を気にする人は少ないのが現実です。特に、猫は犬よりも軽視されがちで、たくさんの子猫が殺されていることには、無関心というより、不感症に近いのではないでしょうか。

動物のニュースは今後もあると思います。昨日はここ、今日はあっち、明日はそっちとマスコミに操られるより、目の前の、地元でつらい目にあっている命、消される命にも、救出の手を差し伸べてほしいと思います。

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星になった子たちの涙を忘れないように、とある日の現実を紹介させていただきました。

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