(クリックすると画像が大きくなります。)
めぐろのいぬやしきさん宅で、ショートステイ中のチェルシー、とても生き生きしています。預かりご家族のみなさまにかわいがっていただき、先住わんちゃんといっしょのお散歩を楽しんでいるようです。犬は、愛情だけで、こんなにも表情が変わるんですね。(我が家に戻すのがかわいそうになってきました・・・・・・)
チェルシーは9月8日に保護しました。たまたまその日は、仕事がお休みで、定点収容の場所が、私一人でも行けるエリアだったので、ボランティアの状況から、保護できる犬の数は1匹だけ(我が家)だったのですが、お留守番ができる月齢の子犬(半年前後)がもし持込されたら助けたいと思い、出向きました。
7月に初めて行ったときは、子猫6匹(私は2番目の場所に行ったので、この子猫が持ち込まれた1番目の場所は見てません。)が回収車の中のダンボールに入っていました。2番目の場所で成猫2匹が役場経由で持ち込まれ、それ以外の持ち込みはなかったです。(9月4日の日記で少し紹介しています。)
8月は、ももちゃん一家といっしょに行きました。飼い主不明の犬が2匹いましたが、処分持込の犬はまめ君(航也)のみでした。そのときは、とにかく猫の処分持込が多く、すでに死んでしまった生後10日の子猫もいました。(ももの幸せ日記8月28日をご覧ください。)
9月8日も、あまり犬の持ち込みがあると思わないで行きました。しかし、その日はとても辛い現状でした。他県の定点収容のことが先日TVで紹介されたそうで、その番組のことを、華ちゃんママが書いてくださっていますが、同じようなものだと思います。(私はTVは見てませんが)
成犬3頭が1番目の場所で、1ヶ月半の子犬4匹が2番目の場所で、処分持込されました。チェルシーはその1番目の場所の3頭のうちの1頭です。こういう状況での、1匹だけの保護は正しいとはいえないもので、保護して1週間たったころに、ああすればよかったと自分がとらなくてはいけない行動に気付き、自分の未熟さを悔しく思い、今も後悔の気持ちが消えません。あまりに辛いことで、詳しく書かないことをお許しください。
2番目の場所で持ち込まれた子犬4匹は、迷いに迷いました。でもそのとき、子犬をお世話できるボランティア仲間のところには、すでに保護子犬がいて、保護できない状況でした。私たち個人ボランティアは、保護犬の医療費を自費負担していますので、医療費を負担してまで預かりをしてくださる方はめったにおらず、こんなとき、ただただかわいいく人懐こい子犬が回収車に乗せられるのを、見送ることしかできません。
チェルシーを保護したことは、後悔してません。後悔は、もっとやり方を考えれば、他に助けられた子がいたかもしれないということです。
チェルシーは、土がこびりついた細いリードが、大型犬用のぶかぶかの首輪につけられて、処分持込されました。よく、こんなぶかぶかの大きな首輪で脱走しなかったと思いますが、人間に従順で素直な性格ゆえでしょう。
それと、現在栄養失調によりやせすぎのため小さいですが、本来はその首輪はぶかぶかではなかったのかもしれません。背骨、肩、お尻、あばら、すべての骨がごつごつ浮き出て、毛も少なく、保護してからその健康状態の悪さに気付きました。
保護する時点では、持ち込む飼い主が、手続きする前に決断しなくてないけないため、犬の状態をチェックする余裕がなかったのです。他の2匹のうち1匹がなかなか回収車のゲージに入らず、飼い主が、叩いて叱り、回収車の中でずっとその犬が泣き続ける傍らで、チェルシーを回収車から引き離して自分の車に入れるのが精一杯で、そのときの精神状況は普通ではなく、たぶん、感情はなく、ただ事務的に自分の手にもったチェルシーのリードを他の犬たちから引き離しただけだったと思います。
チェルシーは予想通りでしたが、フィラリア+でした。ガスで処分されなくても、いずれはフィラリアで苦しんで死んだでしょう。処分に持ち込まれる犬は本当にかわいそうです。苦しんで窒息死します。しかし、処分に持ち込まれなくても、ずっと外でつなぎっぱなしで、フィラリアで、何年も苦しんで苦痛の中で死ぬ犬も多いのです。
9月8日の持込3匹はどの犬も若かったと思いますが、飼い主はお年寄りです。たぶん、ずっと犬は飼っていて、どの犬もフィラリアで長生きしてないので、若い犬をどんどん回転飼育している状況なのではないでしょうか。
チェルシーを持ち込んだ飼い主は、チェルシーのオスの子犬を残してチェルシーを処分に出しました。その子犬は、年配の飼い主が先に亡くなり処分に出されるか、フィライラで死ぬことになるでしょう。でも、そういう飼い主に、避妊去勢をして、フィラリアの薬を毎月飲ませて、年齢を考えて子犬ではなく、今飼っている成犬を飼うようにと言ったら、理解してもらえるのか疑問です。処分に出すことに対して悪びれない、人のよさそうな年配の夫婦から、チェルシーのリードを受け取ることしかできませんでした。そして、飼い主は処分代を払わずに済みました。処分に出した飼い主に得をさせるこの保護が正しいのかどうか、納得できないまま、じゃれてくるチェルシーを乗せて帰りました。
そのときの衝動で保護したチェルシーですが、無駄吠えがなく、トイレもすぐ覚えるなどと、性格がよく、とても賢い子です。すばらしい家庭犬になると思います。
あのとき私が見送った2匹の成犬と子犬4匹の分、そしてどこかに捨てられて、死んでしまっているであろうチェルシーの5匹の子犬の分も、チェルシーには幸せになってもらいたいと思います。
この保護にはいろいろご意見もあるかと思いますが、9月8日の保護については自分自身が反省している点もあり、後悔の思いが消えない状況なので、できましたらコメントはご遠慮ください。
最近のコメント